私たち人は大宇宙(マクロコスモス)と同調できる小宇宙(ミクロコスモス)と考えられています。道教では宇宙には9つの別々の階層、次元があると考えられ、人の身体は天界の秩序が完全に写しだされています。
人の身体の小周天を(天を周回する小さな軌道)開通することは、壮大な宇宙の大周天のサイクルと繋がることができるとすべてのパワーの根源を吸収でき、自らを宇宙へと拡大させ、生命力を補ってくれるパワーを吸収できるのです。
分かりやすく言いますと小周天を開通していく身体を開いていくことをしないと宇宙のパワーと共振、同調できず、備わっている潜在能力は開いていきません。ヨーガの行法や道教の行法は流派によって、実践方法に違いはありますが、平たくいうとこのことを行っています。
小宇宙である人の身体は大宇宙に影響を与えています。逆もしかりです。自然界の法則とも言えますが、内宇宙(小宇宙)と外宇宙(大宇宙)は繋がっていて、私たち人の現実は小宇宙の周波数が反映されたものです。
故にサイキック能力開発をするのは、肉体と身体の開発が必要なのです。私がサイキック能力開発をする大切な1つに「グラウディング」の強化を伝える理由でもあります。
参考記事
目覚めていく、霊的進化とは?
霊的進化とは生まれ変わるときに備えてきた(持ってきた)魂レベル、個人(肉体)レベルのカルマがあります。幾つもの生まれ変わりの中で蓄積、刻印された信念体系です。
生まれ変わるときに、前の世代(過去世)で出来なかったことや愛せなかった人やもの、出来事を次は○○を「赦す」「受け入れる」と決めてきています。良くも悪くも修正、改善することを選んでいるのでカルマは課題と表現されるのです。
「赦す」と決めたのに「受け入れられない」「赦せていない」ので何度もネガティブな想念が蘇り、ネガティブエネルギーを顕現させます。執着心や抵抗になっているとも言えます。
物質次元に肉体を持って生まれてきていることは、そのネガティブエネルギーを放っていくことを続けます。三次元は波動で成り立っているので。
そのネガティブエネルギーを削ぎ落とし、解放し、新たな自己へ目覚めて、新しい経験をすることが霊的進化です。
このことは、サイキック能力開発にも大きく関りがあり、良い、悪いは別として、高次元と繋がる感覚が分からないと言われる方々の中には、現時点ではカルマの量が多く、昇華が進んでいない方がいます。魂の成熟度の「差」です。
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霊的知性の領域
簡単に自己の覚醒を果たしていくプロセスを説明しましたが、ある段階を超えていった進んだ意識の人は、魂レベルで生きていく段階に入ると霊的な知性を培います。備わっていたものも、潜在意識が発達、解放されます。
セルフイメージや個人の自己実現など超えた世界であり、宇宙と共振する時間が圧倒的に増えます。
サイキック的な事でいえば高次元と繋がるリーディングやチャネリングの初歩的な段階から識別力が発達します。識別力が発達すると普段の顕在意識の領域を超えて、自分自身の知識で知り得ていなかったことが点と点で繋がります。格段にリーディングの精度が上がります。
このぐらいの能力がクライアントさんのセッションで発揮できるとセッション中に、クライアントさんの反応が違ってきます。
本当にお腹の底から聞こえてくるような深い納得感、あ〜やっと分かった、理解できたという、腑に落とせた、解放と安堵が伝わってきます。
高次元の領域と明確に繋がるのは基礎で、そこから能力を更にアップさせるには識別力の発達が必要です。基礎リーディングが完璧にできるとしてもまだまだアストラル次元の高層界と次の領域を行ったり、来たりぐらいの能力で留まる人がヒーラーでも多いです。次の段階へ霊的進化していく身体の開発、潜在能力の解放をしないからです。
スピリチュアルな能力をあらゆる領域で統合させて、最大に発揮させる事をすれば霊的進化や霊的知性に繋がる識別力の発達は可能です。
私たちの肉体には様々なエネルギーの存在がオーラ、チャクラに蓄積されていて、エネルギーは陰・陽の循環される流れがあります。
もっと言えば、身体のエネルギーの流れもそうですが、この世のものはすべて二元性の二極で現れています。
陰・陽統合されるエネルギーの流れは、オーラ、チャクラに流れを滞らせるブッロクがあると宇宙と同調できる感覚は「目覚めさせれない」か、もしくはサードアイ解放までには至らずスピリチュアルレベルはある程度まで終わってしまい、中途半端な状態は「目覚めた意識」覚醒しているとは言えません。
霊的知性を発達させるには陰陽統合するエネルギーレベルへの変容が必要で、陰陽統合させる身体へはハートが開かないと霊的知性を発達させることは不可能です。
二元性を超える超越するとは・・・ハートを開いていくとは、カルマを超えていくことなんです。すべてのカルマを超えると覚醒します。
それには神聖な領域からの情報がキャッチできるようになるサードアイの解放も必要なのですが、サードアイとハートの統合、トータルして霊的な身体の開発が必要になります。
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本当の霊能力(サイキック)を発揮できる人と中途半端になる人
高次元の情報をキャッチできるチャネリングやリーディングというスキルは、繋がる手法をマスターします。しかし、だからといって全員が同じレベル、感知できる領域が同じかというとそうではありません。
中途半端な波動領域しか感知できない、もしくはアストラル次元の妄想を高次元だと思っている人達は、まだ、頭で感知しようとしています。
ハートで情報をキャッチしていくのが、高次元との繋がりです。ハートと言うと心や感情と混同されますが違います。
陰陽統合される身体の開発が必要としつこいぐら言うのは、ヒーラーが本当のサイキック能力を開きたいのならハートが開かないと受け取れる次元、アクセスできる次元が違ってくるからです。
ハートが開らかれない理由の1つには、カルマは多いに関係しています。
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ハートを開くこととは無極の領域へ入ること
特にアセンションの終盤期に入ってからは、ハートを開いていく段階へ人類の進化は促されているのですが、ハートを開いていく身体の開発をする手法をしっている人、その実践をしている人が少ないのも事実です。
進むべき段階へきている人は、不必要なカルマの悪癖や習慣化されたメンタルブロックは徹底して浮上されます。ハートの次元で生きるスピリチュアルな探求へ入るには高次元と共振するために重いエネルギーをそぎ落とす必要があるのです。
陰陽統合やハートを開くのは、遺伝子レベルのカルマや現世で培ったネガティブなものを昇華し、超えていくと制限や限界を超えることになります。
ハートが開く領域とは、アストラル次元の様々なエネルギーレベルが集まっている波動領域を超えた次元です。無極の極性に入る前には二極の統合が起きます。それが陰陽統合です。
無への境地は時間の概念を昇華したら入ります。無の境地はとても微細な周波数なので、身体に蓄積された粗い波動を持っている通常の人間レベルでは到達できません。
覚醒、目覚めた意識とは過去・現在・未来といった時間の制約からでて、自由に生きることです。今の時代は正しい潜在能力の解放、身体の開発に取り組めば特別な生まれながら覚者でなくても不可能を可能にできる時期にきています。
感情が揺さぶられて何年も同じことの繰り返しを経験している方は、目の前に超えるべき課題を見つけているので逆にチャンスです。
情動は気づけていないことの方が多いのです。折角、みせてくれている経験を活かしていく、辛い事実やしんどいことを受け入れるか?無視して変わらないままを選ぶのか?は人生の岐路です。
ハートの領域で感じる真実は「超えていくのか?」「超えないのか?」2種の選択しかありません。要はやるのか?やらないのか?とてもシンプルな選択です。
○○ができたら・・・○○があったら・・・もし、だって、いずれは・・・など言い訳や誤魔化すことを優先されるようでは、霊的進化以前の問題です。
自我の固定概念に左右されていて、アストラル次元の思考癖、信念体系のまま変化をされないことを選んでいることに気づいて下さい。スピリチュアルな探求を望む信念から遠ざかっています。
霊的進化を加速されたいのなら今、そのことに向き合いエネルギーレベルの変容をさせて下さい。ハートが開くことは錬金術を自然に使えるようになります。
波動の法則など人為で試みるものではなくて、本当に宇宙と共振し、身体が同調していくのです。人為を超えた世界、高次元との共振や覚醒は霊的知性の発達からがはじまりであり、本物のスピリチュアルな探究へその道は続くのです。
AngelPalaceでは学びのソウルメイトたちと覚醒に至る身体の開発(サイキック能力開発)のより精度を高くしました。ひとりで取り組むべきとき、仲間と共振しあい取り組むべきとき、両方の時間を持つことは霊的進化の中で、何物にもかえれない必要な経験だと私は感じます。
有意義な時間の共有は・・・人の成長や進化に使うべきであり、惰性な人間関係の中に留まるべきではありませんよね。
学びのソウルメイトたち出逢ってくれてありがとう。勇気を持って一歩を踏み出してくれたことは、あなただけの経験だけで留まるものではありません。あなたの目覚めは周りの人にも影響を与えているのです。
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