全体の影響で人類も含めて、霊的進化のスピードが早い期間が続いていました。過去の清算、ネガティブなエネルギーの昇華が、自然界の法則により起きていて、人類はハートを開く段階へと成長しています。
人が霊的成長していくプロセスで「精神」「肉体」変容し「魂」と統合されることは、精神性、肉体の変容の経験が、全体性(ホールネス)の中へと取り込むことができるのです。
繰り返されるサイクルのパターンであったカルマの昇華、個人レベルで刷り込まれた過去の固定概念を解消できた後、次元が違う世界への移行はトランスパーソナル(自己の超越)の次元に入ることです。
霊的な生まれ変わり
精神性が磨かれるほど「時空の制約を超えた世界」を経験することになり、肉体を持って「霊的な生まれ変わり」をします。
過去の経験の範疇しか観れない世界を流されるまま、うろうろと人生が行ったり、きたりしている状態では、三次元的な個人レベルの問題を終わらせることはできず、霊的成長とは名ばかりになり意識の持ち方が少し高くなった程度で終わります。
低次の領域で生きる世界から自己の解放をさせることが、高次の領域に至る霊的成長です。
物理次元で経験される不自由を解消させることでもあります。人は肉眼で捉えられるだけの現実を観て、現状の認識をします。
それはそれで必要なことでもあるのですが、物理次元の現象に振り回されている間は、そのことだけを真実と捉えていると魂の意図と同調できる思考や行動には至らず、「高次(宇宙)」とは、切り離されている状態なのです。
「意識(精神)」「魂」の情報は、霊体(オーラ、チャクラ)にエネルギーレベルで蓄積されて存在しています。人の肉体は、過去の情報の産物であり、過去世や現世の過去のエネルギーレベルの記憶が刻印されています。
その周波数が肉体から放たれ「波動による質がどのようであるか?」で、その人の人生の「質」が決まってきます。
意識の力だけで「引き寄せ」などが、上手くいかないのは、創造ではなくて、想像で終わり、霊的問題は自覚していないカルマの影響があるからです。
参考記事
低次な世界の人の思考パターン
高次元意識ではない「人間レベル」の不自由さを抱えてしまうのは、「現在で過去の記憶の再生をする」ということを当たり前のようにしています。
思考のパターンで時系列に沿って考えることを大人になるにつれて、段々、その再生回数を増やしています。
過去の記憶を思い出し(再生)をもう一度、現在でその時の感情を体験していることになり、そのエネルギーレベルを刻印することで刷り込みをしています。
もう一度、過去を現在に再生することで、未来に対して不安が起きないように、安全な未来を予測しています。大人になればなるほど、不安や安全の対策をよりしているのです。
過去の記憶の範疇で、
自分の判断で「未来」を決めてしまい、
コントロールしようとする。
疑うこともせず当然のように慣れ親しんだ思考パターンをずっと繰り返し行うので、過去の延長線上のタイムラインを歩み、ある意味、想像通りの現実を過ごしながら、人生で消化試合のようなことをしてしまい、飛躍的な新しいものが生れない生産性のない行為をしているのです。
この時系列で考える思考癖は、三次元で生きる人だけのものです。「時間」と「空間」がある世界は、私たち人類が存在する三次元だけだからです。
参考記事
霊的な生まれ変わりをすることはハートを開いていくこと
時間の概念は生まれてから、ずっと過去、現在、未来と続いていると刷り込んでいます。(なかなか奥深い話しで次のステージなりますのでまた、別で説明します。)
この固定概念を変容させるのは、なかなか難しいことなのですが、なぜ、いつも現在に過去の記憶を持ちこみ、未来の予測を立てて、変わり映えのしない現実世界に甘んじるのでしょうか?そのことが問題です。
スピリチュアルなことに関心がありながら、同じサイクルから出れずステージアップができない「発展途上」のままなのは、本質と繋がれず、ハートが開いていないからです。
ある段階を超えれないのは、本来の自己が持っているハートの「神聖さ」に触れていないのです。それは自分自身への「信頼」愛の欠如です。
人は愛を求めますが、愛され、認められることは「自己受容」です。第4身体のハートが開くと陰陽統合されるエネルギーの循環に身体が変容します。この次元から明らかに霊的進化された、ステージが違ってきます。
ハートチャクラは「統一」「統合」を意味する領域なので「精神と肉体」「内なる領域と外なる領域」「自分と他者」「受け取ること、与えること」のバランスがとれないと、本質に繋がれず内なる領域でバランスを崩しているので、高次の世界からは「分離」されています。
エネルギーが枯渇していると神聖なハートが開いていかず、自分の可能性や人生への向上心へ「限界」を感じるのです。
正しい方向へ進もうとする適切なエネルギーの循環が、パワー不足を起こしています。限界や制限は、魂の意図と同調するための自分の人生への「信頼」「情熱不足」でもあります。
参考記事
目覚めていく、霊的成長・進化とは?
霊的成長・進化とは生まれ変わるときに備えてきた(持ってきた)魂レベル、個人(肉体)レベルのカルマがあります。幾つもの生まれ変わりの中で蓄積、刻印された信念体系です。
生まれ変わるときに、前の世代(過去世)で出来なかったことや愛せなかった人やもの、出来事を次は○○を「赦す」「受け入れる」と決めてきています。良くも悪くも修正、改善することを選んでいるのでカルマは課題と表現されるのです。
「赦す」と決めたのに「受け入れられない」「赦せていない」ので何度もネガティブな想念が蘇り、ネガティブエネルギーを顕現させます。執着心や抵抗になっているとも言えます。
物質次元に肉体を持って生まれてきていることは、そのネガティブエネルギーを放っていくことを続けます。三次元は波動で成り立っているので。
そのネガティブエネルギーを削ぎ落とし、解放し、新たな自己へ目覚めて、新しい経験をすることが霊的成長・進化です。
このことは、サイキック能力開発にも大きく関りがあり、良い、悪いは別として、高次元と繋がる感覚が分からないと言われる方々の中には、現時点ではカルマの量が多く、昇華が進んでいない方がいます。魂の成熟度の「差」です。
高次の世界へとハートを開くには
ある段階まで霊的成長をしてこられて、いまひとつ人生の流れが好転されていない人は、神聖なハートを開くために繰り返されるパターンのカルマエネルギーの昇華と受け入れる領域に対応している「第2チャクラ、第4チャクラ、第6チャクラ」の女性エネルギーを解放して下さい。
ハートが開く高次元レベルへの変容は、精神性の意識レベルだけでなく必ず肉体の周波数の変容が必要になります。(波動が高くなるということです。)
高次元との同調は物質次元へ対応している「第1チャクラ~第3チャクラ」の課題がクリアになり、高次の世界の領域のハートが開く「扉」が開かれるのです。それによって物理次元で、受け取るものが違ってきます。
心身の統合は、全体性(ホールネス)へ向かうことになり、霊的進化する陰陽統合、バランスの取れた人になります。
人は三次元の世界の情報によって、その関係を結び、様々な認識をします。ハートが開く霊的進化は、霊的な知性が発達され、今までと違う認識ができるようになり、物質次元と非物質な次元の情報を正しい位置から認識するようになります。
自分が認識していた世界、観れる世界が今までの範囲を超えるということです。高次の世界への理解、認識から、覚醒される「霊的進化」の領域へ入っていくのです。
人生に滞りがあるのは、エネルギーレベルで刻印されている使えないエネルギー存在があります。そのエネルギーが浸透されている量が多いほど、波動が重くなり、進むのを妨害し、軽快な高次の波動ではなくなっています。
更に、日常の生活で思考癖に偏りがある、理屈っぽい人や利己主義な人、現在から未来を予測している思考癖に偏っている普通の人が行う思考パターンが強い人は使えないエネルギー+現存で波動を重くする感情を生成しています。
ハートを開くことは三次元で生きる霊的課題をクリアすることになり、本来の自己の持っている潜在力を解放させることに結果としてなりますので、本領発揮して生きる自然な状態に戻ることでもあります。
自分自身を偽らず、正直に生きることを選ぶのは、今までの培ったことの教えでは恐怖がでてくるかも知れません。でもそのことを乗り越えると本当に自分自身が大切にしたいことが、魂レベルで分かってくるのです。
コーザル次元は魂の領域です。スピリチュアルな教えを実践して、三次元で活かせる人は、繁栄される未来を観れることになります。何故なら本質と繋がることは、魂のテーマを生きることであり、宇宙と共振されていきます。
一定の段階を超える霊的な進化が促される「生まれ変わり」はある段階を超えるため、普通の人として生きるか?高次元と共振する神聖さに目覚めて生きるか?という選択になります。
過去世のカルマの課題を超えていくことを果たすことやネガティブなパターンを手放す選択をしないとまた、自己の問題に囚われ続ける制限の中にいる普通の人のままで生きることになります。
自分自身を大切にして生きる選択をされて「ハートの想い」と「感情」の区別をされて下さいね。「魂やハートの奥の領域」と「感情」は違います。
その違いを明確に知って下さい。霊的進化に繋がっていきます。
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