人の霊的成長段階では「精神、肉体、魂」の統合が行われます。人生で起きること、自分自身が認識するものはすべて偶然ではありません。そして「それら」のことは、本当の真実の目覚めをする者たちは・・・頭でコントロールするものでもありません。
人生で困難や不遇と出逢ったときは、カルマの清算をする「課題」が顕われています。人がこの世に降り立つのは、カルマの法が働いているので、その課題の昇華が自らの成長、人生の発展へと繋がるのです。
誰もが生まれてくる由来に「課題」があるのです。
先頃、三次元的な学習の教育システムに意義を唱える人たちがいます。地球上の教育システムには各々の国の民族のカルマがあるのは事実で、社会背景と共に問題があるのは事実です。
スピリチュアル界は、もっとおそまつで「ありのまま」を何も変わらなくても存在だけで意味があるようなことを言う堕落論を語る人たちがいますが、地球の波動上のシステムは「成長」する「学びの場」です。
知識を培うと「心」の成長へも繋がることが多々あるのも事実です。
ありのままで変わらなくていいのはカルマを超えた「解脱」した人だけで「マスター」だけです。
私たち人が魂レベルで持っているもののひとつ・・・生かされている理由は「成長」「進化」「発展」「発達」という前向きな「向上」をする約束をしてこの世に生まれてきています。
課題を超えることは、自分の人生の「向上」を約束されている・・・とも言えます。誰から・・・それは何度も輪廻転生を繰り返している自分自身・・・「高次元意識」自分の魂からです。
本質を知ることができないと着地点を間違う
皆さんは本質と繋がる、本来の自分自身をご存知ですか?人生で「何かになる」ことや目標を決めるのではなくて「魂の性質」が求めていることを知っていますか?
そのことが、現在の自分自身で「明晰」にならないとまだまだ「目覚めていない」幻想や妄想を観ている機会が多いと思います。
スピリチュアルで言われる幻想(マーヤ)とは、現実に顕現された過去のエネルギーの世界を真実だと信じて、裏にある現実に顕現される前のエネルギー世界を捉えられず「真実」を自分の世界に見いだせないことになります。
未知の世界へ心身を解放できないので、変わり映えのしない現実の中にいるのです。魂レベルでの本質が分かると心の奥底から湧き上がる思いに従い、生きれるようになります。
迷いや躊躇する生き方ができなくなるのです。
霊的進化された自己の確立は、幻想の世界にいる人はできません。それはまだ偽りの自己が見せる世界にいるので、本質と繋がっている生き方ではないからです。
人としての成長段階で、教えられてきた固定観念や社会通念を元に「なりたい自分になろう」としている段階では、本質が望んでいるものではないものを魂の目的や使命と勘違いしている人もいます。
スピリチュアルな世界に従じることが決定している魂でも、「ヒーラーとして活動したい」を「成功をしたい」だけになってしまえば、魂の意図ではないので「壁」が越えれない人が多いのです。
もっと深い、奥底にある情熱に自分自身で触れていけたときに、初めて魂と同一し、それが結果的にヒーラーとして成功へと繋がっていくケースが多いのは事実です。
参考記事
超えるべき課題の「壁」挫折する人は?
カルマの解消、壁(課題)を越えていくのは、人の霊的成長段階によりそのとき、そのときで課題がでてきます。
霊的進化のプロセスの中の初めのステップでもあり、人生の転換期に本気度、覚悟を試されている時なのです。
その人それぞれの成長段階で「信念」を貫き、宇宙の天意と同調できるか?ステージアップのときは問われています。
今までの既知の世界を手放す勇気が必要にもなるので、恐れや不安が伴うのです。信念を問われるときは、本当にきついですね(笑)
自分自身に「怒り」が湧く人もいます。カルマの影響からなのですが、霊的成長を邪魔するものは排除するチャンスでもあるのですが、苦しい、辛いとなかなかそうは思えません。
純粋に選べない自分自身の問題を他者への怒りに変えてしまうとカルマの作用に引っかかり「負のループ」を創ります。
人は越えなくてはいけない壁の前では、突然「嫌気」や「抵抗」が湧きあがります。霊的進化がある段階までの人は、必ず出てくることなのですが、簡単に言うと波動が重たくなり、動けなくなるのです。
挫折する人はエネルギーレベルで、超えるために収集されていた自分のエネルギーを別の対象に(外側)向けて、自分以外の所へエネルギーを流すことをするのです。
霊的進化の壁を超えるためにエネルギーを使わず、誰かや何かへエネルギーを使ってしまう・・・カルマの因縁によるものへ意識が囚われてしまう・・・
今の課題に目を逸らし、それ以外の所に意識が向く・・・
何回も現実面でステージアップになることを越えれないことを間のあたりにしていても、別に気が逸らされる人は、巧妙な言い訳を自分自身にするようになります。
そんな時は、「逃げたい」のですよ・・・
自分の裏にあるエネルギーレベルは「恐怖」や「怠惰」というものがあります。恐れや不安は「自己保身」怠惰は「傲慢」というものがカルマの因子にあります。
逃げた先の自分が選んだ存在は(人・もの・場所・お仕事・・・・などずべて)、正道な道から外れていますので、カルマ通りに生きることになり、霊的進化とはならなかったというのがあなたのいる世界に顕現される結果です。
波動の法則とは宇宙の法則の一側面なので、当然の結果になります。
参考記事
妄想系スピリチュアルな人
「人のために」「愛を届けるのが使命」スピリチュアルの世界で、このようなことを言う人が多いですが「エゴ」そのものです。
スピリチュアルに関心があり少し開いてきた方は、この幻想のトリックに引っかかります。物質至上主義から精神至上主義に変わっただけです。
ここにハマっている方はサイキック能力の解放も遅くなる方が非常に多く、未発達な精神の人が多いです。
自己の確立どころか、ライトワーカーとして活動する前の精神的問題を終わらせることが先決な方がほとんどで、酷くなると集合想念が創り出している低次元の闇へ憑かれて「妄想」に囚われていきます。
依存体質な方も多く、何かにすがらないと自分自身の価値を見いだせず、スピリチュアルな使命や役割を「現実逃避」の言い訳にします。
自分自身の人生に対して「責任逃れ」のために高次元に依存し、利用しているのです。自分自身のことに向き合えず、痛みに耐えられない人が人のためにできることはありませんよ。
現状を認識できていない自立できてない人の高次の世界への「憧れ」や「妄想」は、霊的成長ができない原因にもなっています。
自立できていない妄想系スピリチュアルな人に限って、自分の力で人や世界を変えれると思っています。自分の力で人のことを変えれると思っているのは?・・・自分が上でその下を創る元凶にもなります。
人のことは変えれません。変えれるのは自分だけです。
スピリチュアルな仕事であってもサポートができるだけで、変わる、変わらないはご本人様の「力」です。
宇宙の真理、カルマの法則を知らないから堂々と「勘違い」していることを言えるエゴの傲慢さなのです。
スピリチュアル界で「現実逃避」「責任逃れ」をしている人は、魂の成長に対しては「伸びしろ」がない人です。
「神聖な意志」が存在しない所に、高次元との同調や共振はできないことを理解するには、ライトワーカー、スピリチュアリストとして、叡智の探求をする世界で生きる決意と宇宙の真理である人が生まれてから死までの間、霊的成長を促される理由のカルマの法則を学ぶのは「常識」です。
カルマの法則を学ぶことは、人がそれぞれの人生に起こる事情についての真実が見えて、カルマが地球や人に及ぼす作用についても「根源の理由」が理解できるようになります。
参考記事
霊的進化には痛みが伴う
課題を越えるときは「気を逸らされる」脇道にそらすような誘惑が、課題として顕現されることがあります。課題を超えるときに外側(現実)に起きることは多かれ、少なかれ「衝撃」です。「衝撃」を受けた人はときに「激痛」を伴います。目を逸らしたいのです。
それは精神的レベル、物質レベルの両方又は、どちらかで現れてくる場合があります。魂と共鳴しないことを選ばないで下さい。
いっときの「楽さ」に惹かれたりせず、本筋を歩んでいくことを決意されて下さい。試されているときに向き合わず逃げたら、また過去と同じサイクルに戻ります。
課題(カルマ)を超えるときとは、波動が高くなってきている証でもあり、次へのステージアップのときでもあるのです。最善な「優先順位」を間違えることをしないことです。
地球の波動のシステムの中は高次元の波動のシステムとは違います。何もせずに意識の力だけで変わることはありません。エネルギーを動かす必要があります。
人生の転換期には「努力」や「忍耐」は必要なのです。大きなものを飛び越えるのに力が必要であり、それには耐えるということも「力」の顕われです。
このエネルギーレベルを自分自身のフィールド内で創れる人を支えている裏のエネルギーレベルは「向上心」や「自己信頼の愛」です。
霊的成長に必要な優先順位やカルマ解消を最善に行わないのが、課題を超えれない原因で、現実の物質次元との関わりと霊的成長における高次元との「統合」「一体化」をしていくのが難しいのですが、何度も同じことを繰り返し「スピリチュアルな学びを現実に活かせないままの状態」で現世を終えるのか?よく考えて見て下さいね。過去の自分自身を越えて下さい。
誰でも簡単に人生の成功者になれるというようなお話しには「努力」や「忍耐」はありませんので、楽に変化できるように感じますが、物質次元と霊的次元の波動システムを知らない人達のお話しを真に受けていると「衰退」のはじまりになりますので要注意です。
参考記事
魂が望む真実を知る方法
本質と繋がり、揺るがない自己の確立をする
魂と同一されたい方は
1、現状を認識し受け入れる「受容力」を養う
女性性の解放とも言えます。
物質次元の現実の変化は、事実を受け入れてから「そこから次にどうしたいか?」「意識の焦点を何へ合わすか?」新しいスタート地点になり、シフトチェンジできるのです。
現状がどんな状況でも受け入れることをし、認識しないと新しい時空間を開くことは不可能です。受け入れることができ、ネガティブな意識と肉体の波動が変われば、違う方向へシフトチェンジでき「前進」できます。
繰り返される同じサイクル、パターンの中にいることは「現状維持」どころか「衰退」のはじまりです。
2、「やりたくないこと」を「やらない」と決める
やらないと決めたことをやらずに、現実を過ごすと大きな変化があります。これは簡単なようで、三次元の社会で生きていく中では難しいことだと思います。
「やらなくては生活できない」「家族に何か言われる」など・・・固定観念が先にたちますよね。
でもやってみれば「情熱」を持てることは、本当は何なのか?自分自身の本質が望むものがはっきり分かります。そのことは自分自身の人生の「縁起」が正常に働き、取り巻く環境が変わります。
参考記事